競輪用語集〜な行


あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま-わ行


ないけんせん【内圏線】
バンクの内側に2本引いてある線のうちの内側の線。通称「内線(ないせん)」
ナイターけいりん【ナイター競輪】
夏季を中心に、夕方から夜間にかけて行われる開催。午後3時30分頃に第1レースが発走し、最終レースは午後8時半頃。函館、いわき平、京王閣、平塚、川崎、松戸、四日市、松山、小倉の各競輪場で行われている。四日市競輪場は屋外なのに通年でナイターを行う、チャレンジャーな競輪場。ほかに、屋内ドームの小倉競輪場も通年ナイターである。
ながす【流す】
1.競走中、全力疾走を避けて、脚力をなるべく温存すること。流しているうちにあっさり捲られる間抜けがあとを絶たない。
2.軸とする車番(枠番)を1着に固定し、その他の車番(枠番)との組み合わせの車券を何点も買うこと。アタマとする車番(枠番)を決めて、それ以外の全車(全枠)との組み合わせの車券を買うことを「総流し」という。2着の車番(枠番)を固定して流すことを「2着流し」という。車番三連勝単式などの導入により「3着流し」という言葉も使えるようになった。
ながれこみ【流れ込み】
前にいる選手を抜けないままゴールインすること。前にいる先行型が強い場合、あるいは番手の選手が弱い場合によく見られる。(例)番手がアイツじゃ、前が主導権取っても流れ込みが精一杯だな。
なかわり【中割り】
前で並走しているふたりの選手の真ん中を突き抜けようとすること。場合によっては失格対象となる危険も。
なんかん【南関】
「南関東」の略。間にある東京を除いて千葉と神奈川、そして普通は関東には含まない静岡の3県で南関東。競輪の南関東は一般的な認識での南関東とはちょいと違う。
にげ【逃げ】
1.他車の先頭に立ってそのままゴールを目指す戦法
2.逃げた結果、に絡んだときの決まり手。
にげイチ【逃げイチ】
先行型がひとりしかいないレース。「先行一車」ともいう。後位がもつれるためマイペースで走れる先行型が有利と見られるケースが多いが、油断していると思わぬ選手が逃げて泡を食う。
にげつぶれ【逃げ潰れ】
逃げたが、ゴールまでもたず途中で力尽きて終わること。
にげのこり【逃げ残り】
逃げた選手が後続の選手に交わされても2着に残ること。
にげにげ【逃げ逃げ】
先行型の選手同士で1・2着となったときの呼び方。
にだんがけ【二段駆け】
前にいる選手がまずスパートし、その選手が力尽きたところですかさず番手の選手が引き継いで(番手捲り)スパートしてラインを引っ張ること。「二段引き」とも言う。
にちゃくせんしゅ【二着選手】
前の選手を追走しての流れ込み2着がせいぜいの選手のこと。たいして脚力のない追込型選手を揶揄するときによく使う。そういう選手は絡みのときの決まり手が「マーク」だけだったりするが、それでも連に絡めないよりはなんぼかマシ。
ニッポン【日本】
どうでもよいことだが、なぜか競輪専門紙界では、固有名詞の表記原則を無視して、カタカナの「ニッポン」を漢字で「日本」と表記するのが珍しくない。よって、ニッポン放送は「日本放送」、スポーツニッポンは「スポーツ日本」と書かれる。
にのあし【二の脚】
一度踏み込んだ後、残した余力で再度踏み込むこと。調子に乗って「三の脚、四の脚」と言葉を続けることもあるが、「五の脚」ぐらいになるとさすがにアホらしい。
にぶんせん【二分戦】
ラインが2本できるレース。
にほんけいりんがっこう【日本競輪学校】
伊豆修善寺にある競輪選手養成のための学校。競輪選手になるには、競輪学校の試験に受かって、1年間の訓練を受けた後、無事に卒業して免許を取得しなくてはならない。
にほんけいりんきょうぎかい【日本競輪競技会】
日本自転車振興会の下部組織で、主催者からの委託を受けて競輪競技を実施する団体。北日本、関東、南関東、中部、近畿、中四国、九州の6つがあったが、2007年、以上の6競技会が合併して日本競輪競技会となった。
にほんけいりんせんしゅかい【日本競輪選手会】
選手の所属団体。地区ごとにあり、その下に各県ごとの支部がある(一部の県を除く)。
にほんじてんしゃしんこうかい【日本自転車振興会】
競輪の元締め。管轄は経済産業省。略して「日自振(にちじしん)」。2008年度、オートレースを行っていた日本小型自動車振興会を吸収して、新法人JKAに改組された。
にほんめいりんかい【日本名輪会】
現役時代に多大な実績を残した選手OBによる組織。プロ野球界の名球会のようなもの。会員は松本勝明、中井光雄、中野浩一などそうそうたる顔触れだが、会員となる明確な基準はないらしい。
にゅうじょうりょう【入場料】
競輪場に入るための料金。公営競技のそれは他のスポーツに比べて異常に安い。50円や100円で中に入れるのだからプロスポーツ興業の鏡である。
にゅうせん【入線】
ゴールインすること。もしくはゴールした順番。
ぬけめ【抜け目】
1着は狙った通り来たのに、2着での入線車との組み合わせは買っていないこと。枠で1−2、1−3、1−5、1−6を持っていて1−4で決まった場合、これが抜け目。
のこす【残す】
最終直線で番手の選手がギリギリまで交わすのを遅らせて、引っ張ってくれた先行型の選手を2着もしくは3着以内に入れるようにすること。
ノーホーラ
もとは麻雀用語。全レースで車券を外すこと。なぜか、たやすく達成できる。
ノミや【ノミ屋】
私的に車券を販売したり取次したりする商売。もちろん違法行為である。

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