多摩地区の競輪場


立川競輪場

【最寄駅まで】
吉祥寺〜(JR中央線)〜立川
※吉祥寺より所要約20分・210円
【最寄駅から】
立川駅北口正面から無料送迎バス約5〜10分または徒歩約15分
【入場料】
50円
【特別観覧席】
メインスタンド(2〜4F:1000円、ロイヤル:5000円)
バックスタンド(500円)
【バンク】
1周400m
【ひとこと】
年末のグランプリでお馴染みの、東京を代表する競輪場(なんて言っても、後楽園なき今、都内に競輪場はふたつしかないけど)。立川駅から頻繁に無料バスが出ているが、休日などは渋滞で思わぬ時間がかかることもある。立川駅からは歩いても10分くらい。ホームストレッチ前はただの通路なので、かぶりつき見物可能。特観席もいろいろあり、バックスタンドの特観席は全面禁煙。ファミリールームもあるなど、施設もなかなか充実していて、いい場。たとえヒラ開催であっても、決勝後には必ず表彰式をやるところがエライ(その後、京王閣や西武園でもやるようになった)。ティーサービスコーナーにはお茶、コーヒーのほかにアイスコーヒー(甘い!)とメロンジュースもある。しかも、途中から雨が降りだすと、お帰り用にビニール傘までくれたりするし、いろいろとファンサービスを考えている競輪場といえる。ところで、JR南武線って立川・川崎と、両端の駅に競輪場があるのだ。ここで一句、「日が暮れてオケラ鳴くなり南武線」…お粗末。
(追記)と、これまでは以上のようなところだったのですが、最近の立川は少し寂しくなってきています。売店や飲食店がいくつかなくなってしまっていますし、一般向けの無料サービスもお茶と水だけになってしまいました。入場時にもれなくもらえたミニタオル(夏)やカイロ(冬)もなくなり、場内案内のおねえさんの数も減っています。入場者も5000人を切るようになってきて、施設のボロさも目立つので、だんだんひなびた競輪場となりつつあります。淋しいなあ。
【バンクの特徴】
400バンクながら長い直線(約64m)はファンの間では有名で、追込有利といわれる。ライン三番手の選手が突き抜けることもしょっちゅうなので、中穴配当が出やすいバンク。力のある選手なら、後方に置かれても、直線だけで一気に抜けてくることがあるので注意。
【イマイチなところ】
最終レースまでいると立川駅までトボトボ歩かなくてはいけない(帰りの無料バスはひとつまえのレース終了後までなので)。
【施行者】
立川市 ※東京都市収益事業組合(三鷹市・西東京市・福生市・狛江市・東大和市・清瀬市・東久留米市・武蔵村山市)は撤退しました。

京王閣競輪場

【最寄駅まで】
吉祥寺〜(京王井の頭線)〜明大前〜(京王線)〜調布〜(京王相模原線)〜京王多摩川
※吉祥寺より所要約30分・270円
【最寄駅から】
京王多摩川駅臨時改札(開催時に使用)出て目の前
【入場料】
50円
【特別観覧席】
メインスタンド(2〜3F:1000円、ロイヤル:5000円)
バックスタンド(2F:500円、3F:1000円)
【バンク】
1周400m
【ひとこと】
京王多摩川駅の競輪場側出口を出たら目の前で、アクセスのよさが自慢。えらい長いことやっていた工事が終わり、2000年4月にメインスタンドが新装オープン。他の競輪場並みに豪華特観席もでき、その下のゴール前もフリーで見られる。メインスタンドの裏はレストラン棟として、ファーストフード(と言っているが、中身は昔からの売店ですね)や休憩所があって、ついにメインスタンド側の豪華さは立川に勝った(^^)。バックスタンドも改装が済んで特観席に。しかし、3〜4コーナーのでっかいスタンドはそのままで、きれいなメイン・バックスタンドとの対比は面白い。『月刊競輪』見てて気づいたけど、ここって今まで一度も特別競輪やったことないのね。平成13年度の共同通信社杯が初のビッグレースとなった。スタンド改装のご褒美か、平成15年度のグランプリ開催地に決定。レース終了後は、普段は通過する京王線の特急も京王多摩川駅に臨時停車してオケラ族を乗っけてくれるのには助かる(帰りの電車賃だけはとっておこうね)。なお、京王閣競輪を主催する東京十一市競輪事業組合には武蔵野市も入っているよ。
(追記)2センタースタンドの寂れっぷりは置いとくとして、格では立川を逆転したような感じです(立川が勝手に落っこちてきたのかもしれないけど)。ナイターもそれなりに定着して、一昔のような「客層が悪いだけの競輪場」ではなくなりました。一方、東京都市収益事業組合が撤退という悲しいニュースもありますが。
【バンクの特徴】
ごく普通の400バンクという感じ。逃げも捲りもほどほど決まる。ビギナーには最適ではなかろうか。
【イマイチなところ】
3〜4コーナースタンドはデカいけど汚い。客層が多場より濃いめで、鉄火場っぽい。
【施行者】
東京十一市競輪事業組合(武蔵野市・八王子市・青梅市・昭島市・調布市・町田市・小金井市・小平市・日野市・東村山市・国分寺市) ※東京都市収益事業組合(三鷹市・西東京市・福生市・狛江市・東大和市・清瀬市・東久留米市・武蔵村山市)は撤退しました。

西武園競輪場

【最寄駅まで】
吉祥寺〜(JR中央線)〜国分寺〜(西武国分寺線)〜東村山〜(西武西武園線)〜西武園
※吉祥寺より所要約40分・360円
【最寄駅から】
西武園駅競輪場改札出て目の前
【入場料】
100円
【特別観覧席】
メインスタンド(1000円、ロイヤル:5000円)
バックスタンドクイーンルーム(3000円)
【バンク】
1周400m
【ひとこと】
狭山の緑に囲まれて、のどかな雰囲気の競輪場。ここんとこ行っていた改修工事も完了して、非常にきれいになった。ホーム側には、冷暖房完備のホール(大型スクリーン付き)まであって、夏場や冬場は非常にありがたい。難点は、ホームストレッチ前の客席が全て特観席であること。ビンボー人は脇で見てろってか。一般スタンドから特観席を見ると、なんかきれいに見えてしまうのはなぜだろう。車券以外に余分に数千円払えるなら、特観席もいいかもしれない。しかし、スタンド内を、それも雨に濡れずに一周できる競輪場はけっこう珍しい(スタンド外でさえも、歩いて一周できない構造の競輪場も多い)。スタンド改装とダービー誘致で力尽きたのか、しばらくサービスがよくなかったが、最近は優勝選手表彰やチャリティーオークション、トークショーなどいろいろイベントをやるようになった。ちなみに、マンガ「ギャンブルレーサー」の主人公・関優勝のホームバンクは西武園である。
【バンクの特徴】
500バンクを改装したせいか、400バンクの割にはカントが浅めでコーナーが緩く、直線も短い。捲りは、3コーナーに入るまでに捲りきるぐらいじゃないと厳しいようだ。そのため、そこそこの先行選手が出ているレースは1本かぶりのオッズになりやすい。順当なラインで順当な結果になりやすいので低配当が多いが、荒れると一気に万シューになる。穴狙いならライン三番手から。
【イマイチなところ】
売店がたいしたことない。スジ車券ばかり売れる。淡泊なレースが目立つ。ゴール前は高い特観席しかない。客が少ない。
【施行者】
埼玉県 ※所沢市、行田市、川越市、秩父市は撤退しました。2007年度より運営が日本トーターに委託されます。

復活なるか後楽園競輪場!?

【最寄駅まで】
吉祥寺〜(JR中央線)〜水道橋
※吉祥寺より所要約35分・290円
【最寄駅から】
水道橋駅東口改札出て目の前
【バンク】
1周400m
【ひとこと】
石原慎太郎新都知事が都営ギャンブル復活をほのめかしたとかいうことで、一部で復活の期待の声が上がっている後楽園競輪(廃止ではなく、あくまで休止中)。東京ドームには1周400メートルのバンクが用意されており(ときどきイベントで使われる)、車券発売もできる状態らしい。その気になれば、すぐにでも復活可能?なのである。
(追記)もう無理っぽいですね。石原知事もまるでやる気なさげだし。

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